【迷マイクラ】マイクラ統合版の歴史


マイクラについて

Minecraft
それはブロックを積み上げ、建物を建設したり、鉱石を発掘したり、冒険したりなど、色々なことができるゲーム。
スウェーデンのゲーム開発者、マルクス・パーション氏によって作成された3Dサンドボックスゲーム。
現在も開発は進められており、子供から大人まで、幅広い世代で人気を得ている。

そんなMinecraftには、現在2つの種類がある。
それは、「統合版(BE版)」そして「Java版」だ。
統合版は、Windows、Android、iOS、iPadOS、ChromeOS、NintendoSwitchPlayStation4、Xboxで遊ぶことができ、これら全てのプラットフォーム間でマルチプレイが可能。
なお、PlayStation5でもプレイできるがPlayStation4の下位互換となる。
人々からは「統合版」「BE版」と呼ばれ親しまれているが、ゲームタイトル的にはエディション表記のない「Minecraft」である。
一方、Java版は、Windows、MacOS、Linuxで遊ぶことができ、これらのプラットフォーム間でマルチプレイが可能。
初めて世に出されたMinecraftこそがJava版であり、初心者からヘビーユーザーにまで親しまれている。
Java版はカスタマイズ性も高く、「MOD」を導入でき、景色を革新的に美しくしたり、面白いモブを追加したり、根本的なゲームシステムを変更したりなど、幅広いことがMODでできる。
今回はその中で少し特殊な歴史を持つ「統合版」について語ろうと思います。

この物語を見る前に

ここでは統合版での大きな魔改造・仕様変更アップデートを主に取り上げています。
ブロックなどの追加要素などはここでは省略していたりしますのでご了承ください。
また、ここに書かれている情報は古かったり間違っている可能性がありますので、あくまで参考程度にご覧ください...。

Minecraft Pocket Editionリリース

2011年8月16日、Google Playにてとあるゲームが発売される。
それは、Minecraft: Pocket Editionだ。

発売当初は、Xperia PLAYのみでしかプレイできなかったが、2011年10月7日に一般のAndroidにも販売が開始。
当時の値段は600円だった。
また、2011年11月17日にはiOS向けにApp Storeにて販売が開始。
実は、その翌日にJava版の最初の安定版、v1.0がリリースされている。

初期のPE版は「アルファ」と呼ばれ、クラフト、かまどや、様々なブロックが追加されていき、Java版になるべく近づけた仕様で実装されていた。
Java版にリリースされた要素は、PE版に同時期にリリースされていた。

PE版は、初期の頃から売上に成功している。
2013年12月の時点でPE版は16.5万も売り上げていた。
また、2015年1月には、3,000万を突破した。
当時のJava版は1,800万以上だったので、他のエディションより、PE版が圧倒的に人気で、成功に至っている。

PE版はモバイルで動作するマイクラということもあって、Java版とは違う点も見られる。
例えば、2012年11月15日のv0.5.0で追加されたネザーは、ディメンションではなくネザーのような空間を生成するだけだった。
ネザー空間を生成するには、PE版限定アイテム「ネザーリアクターコア」を使用して生成していた。
画像出典: https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC


なお、現在もネザーリアクターコアは残っているが、ツールまたはアドオンを利用してのみ入手することができ、飾りとしてのみ使用できる。

Windows10版 もリリース


2015年7月4日。Microsoft ストアにて「Minecraft: Windows10 Edition」が発売。
当時はベータ版としてリリース。
このマイクラはJava版とは違い、Windows10で動作する中身PE版のようなもの。
Java版をすでに持っていたプレイヤーは、Windows10版の引き換えコードを無料で貰えた。
このマイクラはリリース以降、PE版と同じアップデートを受けている。

アルファ/ベータ時代を終え 安定版へ

そして、2016年12月19日、PE版はアルファ時代を終え、安定版、つまりv1.0がリリースされる。Apple TV、Fire TVでも遊べるようになった。また、翌年2月22日にはWindows 10 Mobile向けにも発売された。
そして、Windows10版もベータ版を終え、安定版となった。
このアップデートは「エンダー アップデート」と呼ばれ、ジ・エンドやそれ関連のMobやブロック、イグルーやホッキョクグマ、ステンドグラスなどが追加された。
またこのリリースから、建築高度限界が256ブロックに引き上げられた。 

「ベター・トゥギャザー・アップデート」到来!

2017年9月20日。
PE版、Win10版にとあるアップデートがリリースされる。 
それは、マイクラの大きな1歩とも言える、大きなアップデートだった。

v1.2 ベター・トゥギャザー・アップデート、リリース。

このアップデートは、PE版、Win10版、Xbox One版、Switch版のマイクラを1つに統合してしまおうというアップデートである。
このバージョンから、これら統合されたマイクラは総括して「Minecraft」と呼ばれ、〇〇Editionは全て取り除かれた。
また、「統合版」「Bedrock Edition」とも呼ばれ親しまれている。

ちなみに「Bedrock」というのはBedrockというゲームエンジンから来ている。

ただ、Switch版に関しては、不安定性や古いワールドとの相性問題も相まってか、v1.2 リリース時点では統合されず、翌年の6月21日にようやくアップデートがリリース…と思いきや、そのままアップデートされるのではなく、別ゲームとしてNintendo e Shopで販売されるようになった。
新しいMinecraftとして発売されたスイッチ版マイクラ

古いSwitch版を持っていたプレイヤーは無料でダウンロードができた。
現在もSwitch版を持っていたプレイヤーはSwitch版で遊べるが、新規購入はできない。

ちなみに余談だけど、古いSwitch版マイクラにはUpdate Aquatic(水のアップデート)
リリースされていないため、Wii U版マイクラでUpdate Aquatic後のワールドをSwitchに移行し、古いSwitch版で遊ぼうとすると、「新しいバージョンのセーブデータ」と表示され、遊ぶことはできない。
統合版に移行すれば、問題なく遊ぶことが出来ます。

また、PS4版マイクラに関しては、Sonyがクロスプラットフォームに消極的であり、v1.2 リリース時点では統合されなかった。
PS4版マイクラはしばらくコンソール版で唯一追加要素のアップデートを受け、
2019年12月10日にようやく統合版に統合された。
しかし、完全に統合されたわけではなく、ゲーム内の通貨はマインコインではなくトークンという別の通貨となり、PS4で買ったトークンはPS4のみで使え、マインコインはPS4では使えない。ちなみに商品をトークンで買ってもマインコインで買っても、PS4含むすべての機種で遊ぶことができる。

v1.2では、今までコンソール版で遊んできたプレイヤーが難なく統合版に乗り換えれるように、コンソール版にあった要素が追加された。
例えば、TNTを置物にしたり火の燃焼をオフにできるようにしたり、プレイヤーの権限をいじれるようになったりしたが、プレイヤーの追放はこの時点ではまだ実装されなかった。



それから統合版は特に何もなく順調にアップデートされていったのであった。



新しいグラフィックエンジン

2020年12月8日。
v1.16.200がリリースされる。このアップデートではWindowsの統合版にとあるグラフィックエンジンが導入された。
それは、RTXを用いたレイトレーシングを実現させる革新的なエンジンだった。
その名こそ、「Render Dragon」だ。
レンダードラゴンは、先述の通りRTXを用いたレイトレーシングが可能となる。今までの影シェーダーとは比にならないくらい美しいグラフィックを実現することが可能になった。
しかし、この機能には大きな欠点があった。それは「GeForce RTX」を搭載したWindows10パソコンでないと使えないということ。GTXなどのグラフィックボードでは、レイトレーシングを使うことはできない。
また、実装当初のレンダードラゴンは非常に不安定であり、FPSが低下したり、低スペック機種では最悪の場合処理落ちでBSODをも起こさせる代物だった。
この問題は翌週にリリースされたv1.16.201で修正された。
しかし、レンダードラゴンでは以前まで動作していた影シェーダーが全て動作しないため、影シェーダーを愛用しているプレイヤーからは批判が飛び交った。


それからレンダードラゴンはアップデートにより徐々に改良されていった。

高さ制限が拡大。しかし....

2021年11月30日。
v1.18 洞窟と崖アップデート 第二弾がリリース。
このアップデートにより、Y軸0より下に行けるようになり、そこにも深部の洞窟が生成されるようになる。
深部には石ではなく「ディープスレート」が生成され、通常の石よりも硬い。
また下だけでなく上も拡大され、256より上にもブロックが置けるようになった。
結果このアップデートによりY軸 -64 ~ 320 の範囲にブロックを置いたりすることが可能になった。
一見良アプデのように見える高さ拡張。
しかし問題点があった。

それはワールドタイプ「フラット」で問題は起こる。
v1.18以降、ワールド作成画面から「フラット」ワールドを作成すると、
Y軸4座標ではなくY軸-60にスポーンする。

そう、フラットワールドではマイナス座標に地面が生成されてしまう。
なので雲の位置がかなり高い位置にあるように見えてしまうという問題があった。
それだけならまだ良かった。
しかしもう一つ問題点がある。

1つ致命的なバグがある。
それはY軸-40以下でfillコマンドをしまくると、まれに「絶対に破壊できないブロック」が誕生してしまうという恐ろしいバグがある。
また、ボイド世界(奈落ワールド)で奈落に水、溶岩をこぼしてしまったら、その水が消せなくなってしまう可能性があります。
fillコマンドで消せばいいじゃん、って思ったそこのあなた。
確かにfillコマンド使えば消すことは出来ます。
しかしワールドを閉じてもう一度開くと、なんと消したはずのブロック・水が復活してしまいます。
こぼれた水が奈落の底に残る様子。
ちなみに運が良ければしっかり消えてくれることもあります。

これはマイクラ統合版のワールドを保存する規格が不安定が故に起こっているバグのようで、2024年1月現在もこのバグは解消されておらず、「絶対に破壊できないブロック」はAmuletなどのワールドエディタを用いないと消すことができない。

Minecraft Preview 到来!

2022年1月31日。
「Minecraft Preview」が発表されリリースされた。

Minecraft Previewは、テスト段階の新機能をいち早く試せるマイクラであり、
いわゆる「ベータ版」。
製品版のマイクラを持っていたら無料でダウンロードできる。
Minecraft Previewでは、安定版のマイクラをベータ版に切り替えること無く、別アプリとしてインストールすることが出来るので、インストール時にデータのバックアップなどのめんどくさい作業が一切不要になった。
最初はiOS/iPadOS向けに「Testflight」にてリリースされた。
リリース当時は登録できる枠は500人しかなかった。しかしじきに増え、
現在は非アクティブなプレイヤーを登録解除させて枠を開けている。

そして2022年2月7日にXbox向けに、
2022年2月9日にはWindows向けにリリースされ、
現在はiOS/iPadOS、Xbox、Windows、PlayStation4で利用できる。
なおAndroidは2024年1月現在も未だベータ版であり、Minecraft Previewはリリースされていない。

公式は「Minecraft プレビューを他のプラットフォームに提供できるよう熱心に取り組んでいます。」と回答しているので、今後他のプラットフォームにもリリースされると思われる。

2024年2月追記: PlayStation4でもMinecraftPreviewが遊べるようになりました!!

モバイルにもRender Dragon襲来

2022年4月19日。
v1.18.30がリリース。
このアップデートで影シェーダーが完全に使えなくなった。
理由はただ一つ。
そう。Windows10版以外の機種にもレンダードラゴンが導入されてしまったのである。 
そのため、スマホでも影シェーダーが使えなくなってしまい、またWindows10で唯一影シェーダーを使う方法であったx86版も儚く使えなくなってしまった。
しかし、スイッチでのRender Dragonは当時かなり不安定で、その後スイッチだけRender Dragonが削除された。
これにより、スイッチのみラマに間違ったテクスチャが表示されるなど、スイッチのみのバグが増えてしまった。

しばらくスイッチは唯一のRender Dragon未搭載マイクラとなり、 2023年2月7日にリリースされたv1.19.60ではスイッチにRender Dragonが復活した。
しかし結局不安定さは解消されておらず、パフォーマンス・FPSが低下してしまい、ゲームプレイ中にもっさりしたり不安定さが残る感じになってしまった。
この問題は公式がTwitterにて「問題にできるだけ早く対処する」とツイートしたのち、2月24日リリースのv1.19.63で解消された。 (Render Dragonが削除されたわけではない)

Render Dragonの問題はこれだけじゃなかった

さて、賛否両論のRender Dragonだが、もう一つ問題点があった。
それは、長時間同じサーバー上てプレイしていると、ユーザーインターフェースやエンティティの見た目がピンクに染まってしまうという問題だ。

この状態で無理にプレイし続けると最終的にはこのような状態に...
これはRender Dragon特有のバグであり、以前のエンジンならばそのようなバグは起こらなかった。
例えば、Hiveサーバーで1~2時間続けてプレイすると、エンティティ、ユーザーインターフェースの画像、文字がピンク一色となってしまう。
ちなみにマイクラを再起動すれば元に戻る。
この問題は2022年7月20日リリースのプレビュー版v1.19.20.23で修正され、ピンクの地獄から開放される、と誰もが思っていた。
しかし次週の27日にリリースされたプレビュー版v1.19.20.24では、修正されたのがもとに戻され、再びピンクの地獄が復活してしまうという事態に。
最終的に同年9月20日リリースのv1.19.30でようやく修正され、ピンクの地獄はもう無くなった。


Minecraft Legendsリリース

2023年4月19日。
Minecraft Legendsがリリースされる。
このゲームは、オーバーワールドを支配しようとしているピグリンを倒し、世界の平和を守るゲーム。
このゲームはWindowsXboxスイッチPlayStationSteamにて¥ 5,280で販売され、まさにマイクラ界のレジェンズになる...
と誰もが思っていた。
しかし実際のところ評判は賛否両論で、
「退屈」「クリア後の楽しみがない」「このボリュームで5千円は高い」という評価が多数寄せられるようになった。
それもあってかリリースから1年も経たない2024年1月11日にリリースされた失われた伝説をもって、アップデートを終了してしまうという格好に。

ところで、なぜ私はここでMinecraft Legendsについて語っているか、わかりますか?
そう。 実はこのMinecraft Legends、マイクラ統合版を魔改造してできたゲームなのです。
見た目は全然統合版には見えませんが、中身を見るとまんま統合版なのです。
外から見える範囲で言うと、Minecraft Legendsの起動画面はv1.18以前の統合版の起動画面と類似している。
Minecraft Legendsの起動画面

マイクラ統合版 v1.18以前の起動画面


また、Legendsの開発者の1人が、コミュニティDiscordで開発中の映像を公開したが、その映像はまんま統合版だったりする。
もちろん、中身は統合版なので統合版で使われている技術(Render DragonやOreUI)がそのままMinecraft Legendsで使用されている。

レンドラシェーダーが来た!!

2023年8月3日。
Minecraft プレビュー版 v1.20.30.20がリリース。
このバージョンではとある要素が追加された。
それは誰もが待ち望んでいた、"あの"要素だった。

「遅延技術プレビュー」
なお、この名称は正式なものではなく、今後公式に名前が発表される可能性は大いにあります。ここでは「遅延技術プレビュー」と呼びます。
遅延技術プレビューとは、PBRテクスチャ、影などを使用して美しいグラフィックを実現させる、いわゆる「Render Dragon対応の影Mod」。

RTXを用いたレイトレーシングとは異なり、GeForce RTXではなくGeForce GTXなどでも使えるのが最大の特徴。
この遅延技術プレビューは2024年1月時点でも開発・改良が進められており、だんだんと質が良くなっている。
ちなみに2024年1月の時点ではAndroid、Windows、Xboxのみに対応しており、iOSやiPadOSではまだ利用できない。

2024年2月1日追記: v1.20.70.21 PreviewiOS/iPadOSにも対応しました!

この遅延技術プレビューは、RTXを用いたレイトレーシングよりパフォーマンスが高く、また一人称視点の手が変なところに表示される問題が起こらないという利点がある。
まだ開発初期ということもあり、安定版にリリースされることはまだ先のことだが、これがリリースされる時は、多くのプレイヤーから歓迎されることでしょう。

ちなみにこれは私の推測ですが、もしこれが安定版にリリースされたら、RTXを用いたレイトレーシングは徐々に衰退していき、最終的には遅延技術プレビューがメインになっていくのではないか、と私は思います。

なお、Windowsならツールを使えば安定版でも遅延技術プレビューが使えます。
※自己責任でお願いします。

画面の雰囲気を変える新しいUIエンジン

最近、とあるものが変わりつつある。
そう、ユーザーインターフェース
マイクラ統合版では、「Ore UI」と呼ばれる新しいUIエンジンを導入しており、そのエンジンを利用してマイクラ統合版の一部画面をOreUIで一新させている。
マイクラ統合版では古くから「JSON UI」を使ってUIを表示させている。
2020年11月16日リリースのv1.16.100では実績画面がOreUIに更新されたのを皮切りに、それから徐々にOreUIに移行する画面が増えていった。
OreUIで一新された実績画面

具体的にはワールド新規作成画面、ゲームオーバー画面、一部のポップアップダイアログ。
また新しく追加されるUIに関してもOreUIで構築されることが多くなった。

また、2024年1月の時点では、プレビュー版にて遊ぶ画面、ワールド編集画面がOreUIに移行するテストが行われている。
2024年1月現在、リソースパックを用いてこれらの画面を改変したり自作したりする方法はありません。


 

そんないくつものアップデート・仕様変更を受けたマイクラ統合版、バグが多いとして有名である。
様々なプレイヤーから多種多様なバグが報告されている。

※ここに載せてる画像のバグはすでに修正された可能性もあります
腕と足消滅

文字がバグった

無限読み込み

最近では、統合版の仕様が段々とJava版に近づいていっている。
「レシピアンロック」機能が追加されたり、「スペクテイターモード」が追加されたりなど、大きなところから細かいところまで、様々な仕様変更・バグ修正が行われている。

余談ですが、Render DragonはJava版でも動作するように設計されているみたいですが、現在のところJava版ではRender Dragonは導入されていません。


「Minecraft Bedrock Edition」。
それはかつてモバイル向けに開発されたマイクラを多機種対応に生まれ変わったエディション。
現在でも開発は進められており、たまに仕様変更をされながらも、多くの人々から愛されている。
これからの統合版の成長に期待を寄せ、ここで終わりにさせていただきます。 
ここまで見てくれてありがとうございました。


参考文献


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